データ駆動型医療

医療の概要

看護師をしている横山です。今回は医療について学んでいきましょう。

AIやデータが叫ばれているように、今後の社会においてデータが重要になってきます。厚生労働省による「データヘルス改革」では、日本が直面する少子化・高齢化に伴う課題解決のための一つの解決策として挙げられています。今回は、このデータとはなんなのか。を考えていきます。データの活用方法目指すべき未来について書いていきます。それではよろしくお願いいたします。

データとは

データの種類は、大きく分けてヘルスデータ業務データの2種類あります。

ヘルスデータは、食事や運動などの生活習慣、ウェアラブル端末による歩数や脈拍などの生体データ、健康診断の結果、診療の履歴、検査結果、処方などの薬剤データ、介護状況などの介護データと多岐に渡ります。ヘルスデータは、患者さんに関わる生活習慣、生体デーだ、薬剤データ、介護データを指します。

次に業務データです。業務データには、診療の待ち時間、診療時間、予約頻度、回数など医療以外の業務に関わるデータのことです。

企業、自治体、病院などは、このヘルスデータと業務データを利用して、患者さんと利用者に価値を提供していきます。

データの活用方法

ヘルスデータの利用は、保健医療のためのデータ利用保険者のデータ利用の2種類あります。

保健医療のデータ利用。健康・医療・介護のデータを連携させ、プラットフォーム化をしていき、研究者、民間、保険者、都道府県等が、これらのデータを利用していきます。様々なプレイヤーがデータを活用することにより、疾病や要介護状態の予防、新しい治療法の開発や創薬の実現を可能にしていきます。

実際に、一般外科のデータベースであるNCDでは、医療情報を集積したデータベースの維持管理、提供をしており、集積したデータを分析しています。データは臨床研究の支援に繋がり、医療水準の評価も可能になっています。

主人公は代わり、次は保険者のデータ活用です。保険者のデータ活用は、個人の健康データいわゆるPHR(Personal Health Record)を提供し、主体的に健康管理の重要性を把握していただき、行動変容に促すことを目的をしています。

PHRのおさらいですが、PHRとは、Personal Health Recordの頭文字をとったもので直訳すると個人の健康記録です。PHRは、「患者や生活者が自分の健康情報を管理する仕組み」と定義されたり、「個人の健康状態や服薬履歴等を把握し、日常生活の改善、健康増進につなげるための仕組み」と定義されたりします。Healthという言葉は、個人の健康・医療・介護など個人の健康を指しているもので意味は広義的です。ざっと、PHRとは、「個人データを活用して健康増進していくもの」と理解でいいと思います。*PHRは、生涯型電子カルテといわれることもあり、個人の人生のデータがつまっています。

個人のデータ活用の、最近の傾向としては、スマートフォンが普及し、アプリで自分の健康を管理することは、当たり前になってきた印象はあります。ルナルナに代表されるような個人の健康管理アプリは、生活者のQOL向上の役に立っています。普及しているアプリの特徴は、「特定の疾患・症状」、「企業・団体主導」といった特化型になっています。しかし、PHRでデータを利用するためには、「連携」が重要になってきます。国単位で「連携」をしていくには、特化型の特徴を「汎用型」に、企業・団体主導を「政府主導」で行っていく必要があります。国の構想としては、下の図の通りです。これからのPHRは、政府主導で、この構想に向けて課題を克服しつつ、生涯型電子カルテを実現していくこととなっています。

このように医療では、場所や時間に関係なくデータの活用が進んできております。

目指すべき未来

医療の目指すべき未来は、データを活用する活用しないに関係なく「より健康的な生活を実現すること」にあります。

健康的なというのは、WHOが提唱しているように「健康とは、病気ではないとか、弱っていないということではなく、肉体的にも、精神的にも、そして社会的にも、すべてが 満たされた状態にあること」をいいます。データ活用は、この目的のための手段であることを忘れてはいけません。

まとめ

今回は、医療のデータ活用について学んでいきました。この医療データに関してはプライバシーの問題や医療のIT知識不足、人材不足など多くの課題を抱えております。今後も医療データについて書いていきます。ここまでご拝読ありがとうございました。

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