ペイシェントジャーニー

医療の概要

今回は、ペイシェントジャーニーという概念を初めて知ったので、そこから学んだことと考えたことを書いていきます。ペイシェントジャーの定義、そこから見える医療の変化、患者の展望を書いていきます。

目次

  1. ペイシェントジャーニーとは
  2. ペイシェントジャーニーから考える医療の変化
  3. 患者の展望
  4. まとめ

ペイシェントジャーニーとは

最初にペイシェントジャーニーについて確認していきます。ペイシェントジャーニーとは、様々な意味で使われる事が多く、【患者さんが疾患や症状を認識して、最終的に病院での受診や服薬など、治療するまでの患者さんの「行動」、「思考」、「感情」などのプロセス】や【急性期の診療から回復期、慢性期の地域での生活を含み、「病気を抱えた人」として医療機関や地域社会で生きるプロセスを表す言葉】と表されることが多いです。英語で表記すると、Patient Journey。直訳すると患者の旅行という意味です。

 簡単にいうと、ペイシェントジャーニーは、患者さんがどういった行程を経て、医療に関わっているかという認識でいいと思います。この通りペイシェントジャーニーによって医療に必要とされる変化は、病院のように病気にかかったら診断するといったことから、患者さんを予防から発症、再発予防、予後まで一連した医療提供という変化が必要になってきます。

ペイシェントジャーニーから考える医療の変化

上記に書いたようにペイシェントジャーニーは、患者の予防から発症、治療再発予防、予後までのプロセスを重要視しています。このことからわかるように、治療に専念していた医療から予防医学、緩和ケアといったように治療の前から関わる医療、治療後に関わる医療への変化が求められます。「医療の転換期〜場所について」で述べたように中央集権型だった医療は、分散型医療への変化が顕著にあらわれています。

訪問看護の施設数を見てみると

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 病院以外の医療機関が増え、病院が減少していっている事がわかります。ペイシェントジャーニーの視点で考えると、患者さんを治療の観点だけでなく予防も予後もどちらも重要となっていくことがわかります。

 この変化で必要となってくるのがインターネット技術になります。

 何故インターネットか。

 インターネットはある物体とある物体をつなげる役割を果たします。分散していった患者と施設をつなげるにはこの技術を活用すること必要となってきます。しかし、これまでの医療はIT化が進んでおらず、安全性を考慮して、現在も手紙で患者の情報をやり取りしていたり、電話でやり取りしている場合が多いです。この安全性の裏には、情報の解像度、リアルタイム性、保存性に欠けます。これからの医療は、「IT化」が鍵となってくるのは明示となっています。

下記の図のようにインターネットは施設同士をつなげ、患者さんをもつなげる役割を果たします。

患者の展望

 日常生活の中で、患者さんは意識するしないにも関わらず、医療を受けることになっていきます。

 例えば、治療用アプリは、利用者さんにアプリをダウンロードしていただくことで、疾患の診断や治療・予防をしていくことを目的としています。また、IoTの技術を仕様すれば、便の色や匂いの情報収集をし、異常を発見すれば、診察に促すこともできます。

 患者さんはアプリ、IoTつまりはIT技術を利用して、予防、治療、再発予防、予後までの医療を受けることができます。ペイシェントジャーニーの概念は、このIT技術とマッチしており、今後もKeywordになってきます。

まとめ

 ペイシェントジャーニーは、患者さんがどういった行程を経て、医療に関わっているかという概念です。そして、医療は「治療」から「予防、治療、再発予防、予後」を含めた含めた医療提供に変化することが求められます。そして、この変化にはつなげる役割であるITが必要であることが明示となっています。しかし、あくまでも目的は「利用者さんのよりより健康と医療選択」であることを忘れてはいけません。手段の目的化に留意して、今後も新しい医療を作っていきたいと思います。

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